名称/別称/略称
三菱ICリアクター、高速UASB処理装置、高負荷UASB処理装置、嫌気処理設備
 
特長
UASB法嫌気処理設備の特長
  1. 省エネルギー:電力使用量1/8〜1/15
    好気性処理に必要な曝気が不要のため電力使用量の極めて少ない省エネルギープロセスです。
  2. 余剰汚泥発生量が少ない:汚泥発生量1/5〜1/15
    原水有機物の30〜50%が余剰汚泥になる好気性処理に対し、ICリアクターは有機物の70%前後がメタンガスに転換し、余剰汚泥に転換するのは10%以下で、汚泥処分費は大幅に削減されます。
  3. エネルギー回収
    有機物から転換するメタンガスは、ボイラーによる蒸気回収やガス発電による電力回収に使用します。
ICリアクターの特長
  1. 2段式セットラー(気固液分離装置)
    リアクター内の上段と中段に別々のセットラーを設けることにより、リアクター内を上部と下部別々の機能を持たせることにより、メタンガスの捕集とグラニュールの保持力が強化されています。
  2. 内部循環:アルカリ使用量1/3以下、グラニュール肥大化防止
    リアクター内で発生するメタンガスによるガスリフト効果を利用し処理水とグラニュールを内部循環させることにより、アルカリ使用量の削減とグラニュール肥大化を防止します。また、循環ポンプ動力も不要となります。
  3. 超高負荷処理:容積負荷20〜30倍
    独特の内部循環機能と優れた流入分配装置により有機物とグラニュールの接触効率を高めることにより容積負荷20〜35kgCOD/m3日を実現。好気処理の20〜30倍、従来型UASB装置の2〜3倍の高負荷処理を実現しています。
  4. 省スペース:設置面積1/10以下
    タワー型リアクターの高負荷処理により、好気性処理の1/10以下、従来型UASBの1/3以下の省スペースプロセスです。
フロー
用途およびご提案
  • 排水処理増設増強時の省スペース化計画をお手伝いさせていただきます。
  • 動力費削減、汚泥処分費削減計画に最適のプロセスです。
  • 高負荷排水へ適用する場合は、発生する消化ガスによるエネルギー回収(発電、蒸気)のご提案をいたします。
用語解説
IC Internal Circulation=内部循環
UASB Upflow Anaerobic Sludge Blanket=上向流嫌気性スラッジブランケット
グラニュール(写真) 嫌気性の糸状メタン菌が絡み合い直径1〜3mm粒状になったもので、溶解性の有機物を分解し主にメタンガスを発生させます。

グラニュール顕微鏡写真

グラニュール概観

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